第1回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会:佐久間寛著『ガーロコイレ』(2013年平凡社)

第1回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会:佐久間寛著『ガーロコイレ』(2013年平凡社)

日時 2014年11月30日 15時から19時
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、306室

プログラム
1)著者による概要説明
  佐久間寛(AA研)
2)コメント
  関谷雄一(東京大学)
  崎山政毅(立命館大学)
  杉島敬志(京都大学)
3)全体討議

使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催:基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」

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公開シンポジウム「<情動 sense, emotion and affect>と〈社会的なものthe social〉の交叉をめぐる人類学的研究」

公開シンポジウム:「<情動 sense, emotion and affect>と〈社会的なものthe social〉の交叉をめぐる人類学的研究」

日時:2014年7月5日 14:00-19:00
場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 マルチメディアセミナー室(306)

趣旨説明(西井凉子 AA研)

発表
1 アート、宗教、生成 (岡崎彰 一橋大学)
2 身体・エロス    (田中雅一 京都大学)
3 非人間―モノ・技術 (床呂郁哉 AA研)
4 場所性―移動と空間 (内藤直樹 徳島大学)
5 災害・政治・生   (真島一郎 AA研)
 
コメント
  田崎英明(立教大学)、高木光太郎(青山学院大学)

使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催 基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」
連絡先:kikanjinrui◆tufs.ac.jp(◆をアットマークに代えてお送りください)

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2014年度第2回(通算第23回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナー(東アジア人類学研究会との共催)のご案内

東アジア人類学研究会 研究大会

日時:2014年7月12日 12:50-18:10
場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 303室

受付開始12:00
挨拶 三尾裕子(東京外国語大学AA研) 12:50

セッション1(13:00-14:20) 司会 小林宏至(日本学術振興会)
 発表① 荒木亮(首都大学東京大学院/日本学術振興会 特別研究員(DC1)) 13:00-13:40
  オブジェクト化時代のイスラームと信仰
   コメンテータ:奈良雅史(日本学術振興会)、西井凉子(東京外国語大学AA研)
 発表② 楊小平(広島大学若手研究人材育成センター 特別研究員) 13:40-14:20
  日本・中国における戦争遺構のツーリズムに関する比較研究 
   コメンテータ:高山陽子(亜細亜大学)、栗原浩英(東京外国語大学AA研)

セッション2(14:30-15:50) 司会 櫻田涼子(育英短期大学)
発表③ 渡邉わこ(國學院大學大学院文学研究科博士課程前期文学専攻) 14:30-15:10
 宮古島狩俣の村落祭祀の民俗学的研究
 コメンテータ:加賀谷真梨(国立民族学博物館)、深澤秀夫(東京外国語大学AA研)
 発表④ 童菲(國學院大學大学院文学研究科伝承文学専攻) 15:10-15:50 
  中国の都市イベントに見る文化資源開発について-南京夫子廟の上元節のランタン祭りを中心として-
   コメンテータ:河合洋尚(国立民族学博物館)、藤野陽平(東京外国語大学AA研)

セッション3(16:00-18:00) 司会 高橋典史(東洋大学)
 発表⑤ 馬路(神奈川大学歴史民俗資料学研究科) 16:00-16:40
  中国農村における結婚の贈答に関する研究
   コメンテータ:山口睦(亜細亜大学)、佐久間寛(東京外国語大学AA研)
発表⑥ 辺清音(総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻研究生) 16:40-17:20
 「僑郷」の主体性と場所構築――広東省台山市SH村を例として
  コメンテータ:稲澤努(東北大学)、真島一郎(東京外国語大学AA研)
発表⑦ 澤野美智子(国立民族学博物館外来研究員) 17:20-18:00
 「ムビョン」、「ファッピョン」、乳がん――韓国の「オモニ」に関わる病いについての検討
   コメンテータ:濱雄亮(慶應義塾大学)、河合香吏(東京外国語大学AA研)

閉会にあたって 西井凉子(東京外国語大学AA研)

懇親会 18:30-20:30

使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催 基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」
共催 東アジア人類学研究会
連絡先:kikanjinrui◆tufs.ac.jp(◆をアットマークに代えてお送りください)

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受講者の感想

*アンケートに寄せられた受講者の感想をご紹介します。

■文化/社会人類学研究セミナーに参加して
・普段交流のない地域の人類学者から意見を伺えたため。最近設立されたベンガル語学科などからも聴講者が来るものと勘違いして準備してしまった。近年の人類学の研究動向を全く踏まえることなく古臭い論点でテーマ設定をした挙句、事例そのものの面白さを強調しようとし、地域を越えたテーマや展望が皆無の報告をしてしまった。結果的に事例の面白さも上手く伝えることができず申し訳ないことをした。


■コメントについて
・コメンテイターの指摘は、研究の主題の設定をめぐる問題と論理的一貫性についてであったと思います。「先行研究にないこと」は、発表者自身追及しているつもりでしたが、コメンテイターが指摘したように、それは確かに「○○研究の文脈」の範囲においてであって、それを理論的に裏付け、論理的に一貫したものとする作業はまだ端緒についたばかりでした。
一方、人類学の儀礼の研究における到達点との距離が示されていないという指摘がなされました。発表者はものの物質性、身体性、エージェンシーについて問題意識をもっていましたが、久保が指摘するように「人間と事物の関係に介在する意味の働き」[久保2008:1] という「意味のアポリア」は完全に解決されていない問題であると考えます。当発表は修士論文におけるその問題意識(物質性と意味に関わる問題)の延長上にあります。
頂いた厳しいコメントは、今後博士論文にむけて「染織・技術」を主題にのせる方向性を決めるために、大いに啓発的であったと感じています。今後、研究者である「私」の実践も含め、研究対象を現在生起していることにシフトすることに、研究の可能性を見い出そうと考えています。

■質疑応答は博士論文を執筆する上で役に立ったか
・儀礼研究としてまとめる上では今回の報告のように忘れるべきでない当然踏まえるべき点を指摘されたため。その上で、報告通りの古臭い象徴論をテーマとする場合に、欠如していた項目がどこかがコメントにより明らかになった。
・宗教、とりわけ「改宗」の問題に質問が集中したように思います。問題点を整理すると、社会の変化と人々の意識の変化の連関とプロセスについて、発表者自身、明確に問題点を整理し提示することができなかったことが第一の問題として挙げられると思います。さらに、発表(プレゼンテーション)の内容の組み立ての問題です。一口で多くのデータを伝えようとしたために、一方的概念的な提示となり、じっさいのフィールドにおける具体性を伝えることができなかったことは残念でもあり、また大いに反省しています。すなわち、ミクロな個々の事例によって結論を導き出す過程を組み立て、解釈と分析の妥当性を打ち出すことが肝要です。諸事例を積み重ねる、論証することによって、結論自体も短絡した二分法を免れ得ると考えます。
最後に、宗教、とりわけ「改宗」の問題は、もっと緻密なデータを得て、組み立てることの重要性を、多くの先生方から指摘されたと思います。

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2014年度 文化/社会人類学研究セミナー 受講生募集

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」は、全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に、2014年度「文化/社会人類学研究セミナー」の受講生を募集いたします。所属大学院を超えた知的交流の場として存分に活用してください。

[担当予定スタッフ]
河合香吏  人類学、東アフリカ牧畜民研究
栗田博之  文化人類学、パプアニューギニアを中心とするオセアニア研究
栗原浩英  インドシナ地域研究
佐久間寛  人類学、アフリカ地域研究
椎野若菜  社会人類学、東アフリカ民族誌
高島 淳  言語情報処理学、ヒンドゥー教研究
床呂郁哉  東南アジア島嶼部の人類学
西井凉子  東南アジア大陸部の人類学
深澤秀夫  マダガスカルを中心とするインド洋海域世界の社会人類学
藤野陽平  宗教人類学、東アジアのキリスト教研究
真島一郎  西アフリカの人類学
三尾裕子  東アジアの人類学
山内由理子 文化人類学、オーストラリア先住民研究

[開催期間] 2014年10月4日(土)
[開催場所] 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
[応募資格] 文化/社会人類学研究を進めている大学院博士後期課程の大学院生。PDまたはこれに相当する研究歴を持つ者で、学術論文、特に博士論文の執筆計画を持つ者。
[募集人員] 約5名。
[受 講 料] 無料。なお、首都圏以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費を支給します。
[応募方法] 履歴書、論文執筆計画書、研究履歴、研究発表要旨を下記応募先に郵送。
[応 募 先] 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
         東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 
基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」 藤野陽平 気付
[応募締切] 2014年9月1日(月)(当日消印有効)

*受講者は選考のうえ、9月上旬頃に応募者に通知します。
*応募の詳細は、http://www.aa.tufs.ac.jp/kikanjinrui/をご覧ください。

[問合せ先] 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 
基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」藤野陽平 気付 
        e-mail: kikanjinrui@tufs.ac.jp
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2014年度第1回(通算第22回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナーのご案内

2014年度第1回(通算第22回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナー:「『「新しい野の学問」の時代へ』の著者菅豊氏を囲んで」

日時:2014年6月6日 15:00-18:00
場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 マルチメディアセミナー室(306)
司会:西井凉子(AA研)

1)著者による概要説明
菅豊(東京大学)
2)コメント
 床呂郁哉(AA研)
佐久間寛(AA研)
3)全体討議

使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」
連絡先:kikanjinrui◆tufs.ac.jp(◆をアットマークに代えてお送りください)

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第13回フィールドサイエンス・コロキアム/第3回(​通算第21回)基幹研​究「人類学におけるミ​クロ‐マクロ系の連関​」公開セミナーのご案内

2013年度第3回(通算第21回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナー(第13回フィールドサイエンス・コロキアムとの共催)を実施いたします。

「異分野間のフィールドワークの共通性と違いについて:政治学と霊長類学のフィールドワークの現場から」

日時 2014年2月7日(金)15:00-19:00
会場 東京外国語大学、アジア・アフリカ言語文化研究所 306室

15:00~15:05 趣旨説明:西井凉子(AA研所員)
15:05~16:20 玉田芳史(京都大学)「タイ政治研究者のフィールドワーク」
16:20~16:35 休憩
16:35~17:50 黒田末寿(滋賀県立大学名誉教授)「霊長類社会学において観察とはなにか?観察者の感情移入と霊長類社会の多重的「理解」について」(代読)
17:50~18:05 休憩
18:05~19:00 総合討論
使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催フィールドサイエンス研究企画センター 共催基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」

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第2回(通算第20回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナーのご案内

第2回(通算第20回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナー「『坪井正五郎』の著者川村伸秀氏を囲んで」のご案内

■プログラム
日時:2014年1月23日(木)15:00-19:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
   3階マルチメディアセミナー室(306号室)
  (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

1. 著者による概要説明 

 川村伸秀

2. コメント 

 佐々木史郎(国立民族学博物館)
 清水昭俊(AA研フェロー)
 関雄二(国立民族学博物館)
 山路勝彦(関西学院大学)

3. 全体討議

使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
主催基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」
連絡先:kikanjinrui◆tufs.ac.jp(◆をアットマークに代えてお送りください)

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【開催報告】写真展「あそぶ・まなぶ・はたらく―アフリカのこどもたち―」

2013年11月19日(火)~ 12月8日(日)に世田谷区のギャラリー カフェ ジョルジュにて写真展「あそぶ・まなぶ・はたらく―アフリカのこどもたち―」を開催いたしました。

会場の様子
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12月1日には深澤秀夫シェフによるマダガスカル料理とUNIVERSALOVEによる演奏のイベント「きく・たべる・うたう」も行われました。
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平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」

平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催

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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は、全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に、平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」を開催し、受講生を募集いたします。本セミナーでは、受講生による研究発表とそれを受けた議論を通して、博士論文執筆に必要な知識の拡大とセカンドオピニオンの提供を目指します。なお、このセミナーは、基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」の一環として実施されるものです。

日時:2013年12月14日(土)午前10時半~午後5時半
会場(東京外国語大学、アジア・アフリカ言語文化研究所304号室)
  
10:30-12:00 
発表者:澁谷俊樹(慶應義塾大学大学院社会学研究科)
発表題目「カルカッタのヒンドゥー祭祀チョロック・プジャの変容―チェトラ市場の事例」
司会:深澤秀夫、コメンテーター:高島淳・真島一郎

12:00-13:30 昼食休憩

13:30-15:00 
発表者:澤野美智子(神戸大学大学院国際文化学研究科)
発表題目「「オモニ」を通して見る韓国の家族―乳がん患者の事例から」
司会:西井凉子、コメンテーター:古谷伸子、栗田博之

15:00-15:10 休憩

15:10-16:40 
発表者:日下部啓子(首都大学東京大学院人文科学研究科)
発表題目「服喪の頭被りは喪明けに製作される―トラジャの死者儀礼における「ポテ」の両義性をめぐって」
司会:土佐桂子、コメンテーター:山内由理子、床呂郁哉

16:40-16:50 休憩
16:50-17:30 全体の講評・感想

[問い合わせ先] 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
         東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 
         基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」
         e-mail: kikanjinrui[at]tufs.ac.jp
         *[at]を@にかえて送信ください。

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写真展「あそぶ・まなぶ・はたらく―アフリカのこどもたち―」

写真展「あそぶ・まなぶ・はたらく―アフリカのこどもたち―」

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[会期] 2013年11月19日(火)~ 12月8日(日)11時30分より18時まで
    (11月25日,12月2日は休業)
[会場] ギャラリー カフェ ジョルジュ
    東京都世田谷区祖師谷3-36-29 2F
[入場料] 無料
[主催] 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
    基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」

★ 展示写真の一部をこちらからご覧いただけます。
☆ 来場者の声

詳しくはこちらをご覧ください。

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第4回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会:卯田宗平『鵜飼い漁師と現代中国-人と動物、国家のエスノグラフィ』(来春刊行予定)

第4回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会:卯田宗平『鵜飼い漁師と現代中国-人と動物、国家のエスノグラフィ』(来春刊行予定)

本企画は、特定の主題をめぐり注目すべき研究成果を発表している若手の研究者をお招きし、ご著書の合評会を行うものです。はじめに著者から研究成果概要についてお話をいただいたうえで、所内・所外のコメンテーターを中心に、全員参加型の討議を予定しております。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

■プログラム
日時 2013年11月23日 (土) 15:00-19:00
場所 東京外国語大学、アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
マルチメディアセミナー室(306)(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

1)著者による概要説明
  卯田宗平氏(東京大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET機構)/東洋文化研究所)

2)コメント
  三尾裕子(AA研)
  深澤秀夫(AA研)
3)全体討議

*参加自由(登録不要)、参加費無料です。

主催:基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」


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第3回公開合評会のご案内

第3回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会:吉田ゆか子著「仮の面と仮の胴 : バリ島仮面舞踊劇にみる人とモノのアッサンブラージュ」『文化人類学』76(1):11-32,2011

本企画は、特定の主題をめぐり注目すべき研究成果を発表している若手の研究者をお招きし、ご著書の合評会を行うものです。はじめに著者から研究成果概要についてお話をいただいたうえで、所内・所外のコメンテーターを中心に、全員参加型の討議を予定しております。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

■プログラム
日時 2013年11月9日 (土) 15:00-19:00
場所 東京外国語大学、アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
    マルチメディアセミナー室(306)
    (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

1)著者による概要説明
  吉田ゆか子(国立民族学博物館)
2)コメント
  西井凉子(AA研)
  真島一郎(AA研)
3)全体討議

*参加自由(登録不要)、参加費無料です。

主催:基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」

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栗原浩英/KURIHARA, Hirohide

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栗原 浩英
教授
東京外国語大学
アジア・アフリカ言語文化研究所
〒183-8534  東京都府中市朝日町3-11-1
Email: hkuri[at]aa.tufs.ac.jp
個人ウェブサイト: http://www.aa.tufs.ac.jp/~hkuri/camp/
専門:地域研究(インドシナ)
調査地:ベトナム・中国国境地帯
研究テーマ:ベトナム・中国関係における地方政府の役割,中ソ対立の世界史的意義
研究プロジェクト:科学研究費補助金基盤研究(C)(一般)「中国・ベトナム隣接地域間協力の形成に関する研究」(2012年度~2014年度,研究代表者)

KURIHARA, Hirohide
Professor
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa,
Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahi-cho, Fuchu-shi,
Tokyo, 183-8534, Japan
Email: hkuri[at]aa.tufs.ac.jp
Personal Homepage: http://www.aa.tufs.ac.jp/~hkuri/camp/
Specialty: Area studies (mainly on Indochina)
Research field: Vietnam - China Border Area
Research interests: the Role of Local Governments in Vietnam - China Relations

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【開催報告】「人類学的思考の沃野―山口昌男追悼AA研シンポジウム」

2013年6月7日(金)、東京外国語大学アゴラ・グローバルにて山口昌男先生の追悼シンポジウムを開催いたしました。

★こちらの記事も合わせてご覧ください。
TUFS Today「人類学的思考の沃野―追悼:山口昌男」
「人類学的思考の沃野―山口昌男追悼AA研シンポジウム」のご案内

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会場入口DSC00062.jpg

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平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」受講生募集のお知らせ

平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所主催

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東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は、全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に、平成25年度「文化/社会人類学研究セミナー」を開催し、受講生を募集いたします。本セミナーでは、受講生による研究発表とそれを受けた議論を通して、博士論文執筆に必要な知識の拡大とセカンドオピニオンの提供を目指します。なお、このセミナーは、基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」の一環として実施されるものです。

[担当予定スタッフ]
宮崎恒二 栗田博之 高島 淳 栗原浩英 深澤秀夫 土佐桂子 西井凉子 
三尾裕子 真島一郎 床呂郁哉 椎野若菜 山内由理子 古谷伸子 

[開催日] 平成25年12月14日(土)
[開催場所] 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
     (東京都府中市朝日町3-11-1)
[応募資格] 文化/社会人類学研究を進めている大学院博士後期課程の大学院生。PD
      またはこれに相当する研究歴を持つ者で、学術論文、特に博士論文の
      執筆計画を持つ者。
[募集人員] 5名程度。
[受講料] 無料。なお、首都圏以外からの参加者には、本学規定の範囲内で旅費を支給します。
[応募方法] 履歴書、論文執筆計画書、研究履歴、研究発表要旨を下記応募先に郵送。
[応募先] 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
      東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 
      基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」
[応募締切] 平成25年11月1日(金)(当日消印有効)
*受講者は選考のうえ、11月中旬に応募者に通知します。
*応募の詳細は、こちらをご覧ください。→【募集要項】

[問い合わせ先] 〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
         東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 
         基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」
         e-mail: kikanjinrui[at]tufs.ac.jp
         *[at]を@にかえて送信ください。

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第2回公開合評会のご案内

第2回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会
木村周平著『震災の公共人類学:揺れとともに生きるトルコの人びと』(世界思想社、2013年)

本企画は、特定の主題をめぐり注目すべき研究成果を発表している若手の研究者をお招きし、ご著書の合評会を行うものです。はじめに著者から研究成果概要についてお話をいただいたうえで、所内・所外のコメンテーターを中心に、全員参加型の討議を予定しております。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

■プログラム
日時:2013年7月7日(日)15:00-19:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
   3階マルチメディアセミナー室(306号室)
   (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

1)著者による概要説明
   木村 周平(筑波大学)
2)コメント
   岩佐 光広(高知大学)、関根 久雄(筑波大学)
3)全体討議

*参加自由(登録不要)、参加費無料です。

主催:基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」

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第1回公開合評会のご案内

第1回基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開合評会
佐川徹著『暴力と歓待の民族誌:東アフリカ牧畜社会の戦争と平和』(昭和堂、2011年)

本企画は、特定の主題をめぐり注目すべき研究成果を発表している若手の研究者をお招きし、ご著書の合評会を行うものです。はじめに著者から研究成果概要についてお話をいただいたうえで、所内・所外のコメンテーターを中心に、全員参加型の討議を予定しております。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

■プログラム
日時:2013年6月1日(土)15:00-19:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
   3階マルチメディアセミナー室(306号室)
  (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

1)著者による概要説明
   佐川 徹(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
2)コメント
   湖中 真哉(静岡県立大学)、床呂郁哉(AA研)
3)全体討議

*参加自由(登録不要)、参加費無料です。

主催:基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」

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「人類学的思考の沃野―山口昌男追悼AA研シンポジウム」のご案内

人類学的思考の沃野―山口昌男追悼AA研シンポジウム 

人類学的思考の沃野―山口昌男追悼AA研シンポジウム.png

日時:2013年6月7日(金)15:00-18:00
場所:東京外国語大学 アゴラ・グローバル
   (東京都府中市朝日町3-11-1)

■プログラム
司会:宮崎恒二(東京外国語大学理事)
15:00 黙祷
15:00-15:10 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
        所長挨拶(三尾裕子)
15:10-15:20 日本文化人類学会会長挨拶(小泉潤二)
15:20-15:50 基調講演:青木保(国立新美術館館長)

発言者
15:50-16:05 渡辺公三
16:05-16:20 真島一郎
(10分休憩)
16:30-16:45 落合一泰
16:45-17:00 栗本英世 
17:00-17:15 船曳建夫
17:15-17:30 今福龍太
17:30閉会 

*参加費無料、事前申込不要です。

主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
後援:日本文化人類学会
事務局:基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」

■趣旨
山口昌男先生は、2013年3月10日に私たちのもとから突然旅立たれてしまいました。御逝去の報に接し、生前の先生の御功績に敬意を捧げますとともに、AA研所員一同、衷心より哀悼の誠を申しあげたく存じます。

山口昌男先生は、本研究所草創期の1966年4月にアフリカ研究部門(当時)の講師として着任されて以来、94年3月に定年退職されるまでの28年間にわたり、アジア・アフリカ地域の人文学研究を旨とする本研究所の発展を力強く牽引されるとともに、文化人類学を起点とする幅広い知の横断者として、国際的に活躍されてきました。御在職中には『アフリカの神話的世界』『人類学的思考』『本の神話学』『道化の民族学』『文化と両義性』をはじめ、日本の思想界に多大な影響を与えた数々の著作を発表されるかたわら、先生は『象徴と世界観の比較研究』を主題とした共同研究プロジェクトを、長年にわたり主宰されてきました。冷戦期の終焉にともないアジアの東端から発信するアジア・アフリカ研究の意味づけが大きく変容しようとしていた89年から91年にかけては、先生みずからが本研究所所長として機関運営の実務にあたられ、新たな研究と思考の方向性を所員に指し示して下さいました。

この度の悲報を冷静に受けとめるにはいまだ歳月を必要と致しますが、後進の研究者につねづね闊達な檄を飛ばされていた山口昌男先生の思想、とりわけその「人類学的思考」を、既成の境界設定に内閉することなくいかに活き活きとした姿のまま、沃野のままに受け継いでいくべきかを省察するその第一歩として、私たちは本シンポジウムを企画することに致しました。山口昌男というひとつの巨大な知をたどるうえで原点にあたる空間とは、人類学的思考のアルケオロジーにとってもひとしく特権的といえる場、すなわちフィールドにほかなりません。周知のとおり山口昌男先生は、1960年代後半の西アフリカ・ナイジェリアやエチオピア南西部の調査を皮切りに、70年代には東インドネシアとメキシコを、つづく80年代にはカリブ海を舞台として、野生の思考と詩学を旺盛に探究しつづける、まさしく第一級のフィールドワーカーでいらっしゃいました。フィールド経験に培われた知の巨人の偉大な足跡を、あくまで研究者の眼でいまいちど辿りなおすとともに、残された私たちひとりひとりが新たな省察にむかう試みを以て山口昌男先生への追悼に代えることを、本シンポジウムの趣旨とさせていただきたく存じます。

はじめに基調講演をいただく青木保先生をはじめ、シンポジウム発言者の多くは、山口昌男先生の共同研究プロジェクト『象徴と世界観の比較研究』の中核メンバーでいらっしゃった方々です。これに本研究所の元所員および現所員をくわえた構成で、ささやかな追悼の集いを進行する予定でおります。

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第12回フィールドサイエンス・コロキアム/第1回 (通算第19回)基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」公開セミナーのご案内

紛争状況下における/のフィールドワーク:人類学・地域研究の現場から 

今回の第12回のコロキアムはAA研基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」との共催により「紛争状況下における/のフィールドワーク:人類学・地域研究の現場から」と題して、広義の紛争状況下において、ないしは紛争状況(ポスト・コンフリクト状況を含む)自体をテーマとして現地調査を実施しているフィールド研究者の方をお招きして開催する予定です。紛争地での調査経験を有するフィールドワーカーからの具体的な現場からの報告をもとに、紛争状況下における現地調査の抱える各種の方法論的・理論的な困難や課題、あるいは逆にそこから見えてくる可能性や展望などについて密度の濃い議論を行っていくことを予定しています。

■プログラム
日時:2013年5月31日(金)15:00-19:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
   3階マルチメディアセミナー室(306号室)
  (〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)

15:00-15:10 趣旨説明:床呂 郁哉(AA研)
15:10-15:50 湖中 真哉(静岡県立大学)
 「やるせない紛争調査─東アフリカ牧畜民のフィールドワークから」(仮題)
15:50-16:30 錦田 愛子(AA研)
 「パレスチナ/イスラエルにおける研究と政治―紛争下のフィールドワークとポジショナリティ」
(10分休憩)
16:40-17:20 藤井 真一(大阪大学大学院)
 「After the Fact―ソロモン諸島の「民族紛争」を事後的に調査・再構成する歴史人類学の展望と課題」
17:20-19:00 質疑応答

*参加自由(登録不要)、参加費無料です。

主催:フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)
共催:基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」


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