【公開セミナー、公開合評会、シンポジウム等の報告書】
International Symposium
"Performing the Self and Playing with the Otherness:
Clothing and Costuming under Transcultural conditions"
Proceedings of the International Symposium held on October 26th, 2020
Venue: online, zoom
Co-hosted by:
-Research Center for Society and Culture - National Research and Innovation Agency (PMB-BRIN), Republic of Indonesia (formerly Research Center for Society and Culture - Indonesian Institute of Sciences (PMB-LIPI)).
-MEXT Grant-in Aid for Scientific Research on Innovative Areas "Construction of the Face-Body studies in transcultural conditions" (Project leader: Prof. Masami Yamaguchi).
-Kota Kinabalu Liaison Office, ILCAA.
-Core Project (Anthropology)-The Potential Value of Indigenous Knowledge in Managing Hazards in Asia and Africa: The Anthropological Explorations into the Linkage of Micro-Macro Perspectives 2, ILCAA.
2020年度開催 国際シンポジウム"Performing the Self and Playing with the Otherness: Clothing and Costuming under Transcultural conditions"プロシーディングス
日時:2020年10月26日(月)9:00-16:50
Zoomオンライン開催
【共催】
●科研費新学術領域研究(研究領域提案型)「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現」(領域代表者:山口真美(中央大学) 領域番号:1901)
●インドネシア科学院(LIPI)※2021年よりBadan Riset dan Inovasi Nasional(BRIN)。
●AA研コタキナバルリエゾンオフィス
●基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対する「在来知」の可能性の探究――人類学におけるミクロ-マクロ系の連関2」共催
公開ワークショップ「表現する身体と見つめる身体:森田かずよ氏(義足のダンサー)×井桁裕子氏(人形作家)」報告書
※本報告書は当日のレコーディングの文字に起こしに基づき、登壇された方々にご協力いただき、文書として編集を加えたものとなります。
※印刷出力しますと、画質が落ちるように設定しております。また、PC上でのコピーができないようになっております。予めご了承ください。
日時:2021年9月26日(日)14:00~16:30
Zoomオンライン開催
【共催】
●科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)
●基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)・基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2020年度公開シンポジウム
トランスカルチャー状況下における顔・身体学の構築(第5回)
日時:2020年12月12日(土)14:00-18:30
Zoomオンライン開催
「ハザード・シンポジウム(公開)「在来知を通した東日本大震災からの復興」
【共催】
●科研費基盤研究(A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(17H00948・代表:西井凉子)
●AA研基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究:人類学におけるミクローマクロ系の連関2」
☆報告書はございませんが、当日の全プログラムを動画でご覧いただけます。
日時:2021年6月12日(土)14:00〜18:00
Zoomオンライン開催
2019 年度第 2 回フィールドサイエンス・コロキアム・社会性科研共催研究会
【共催】
●フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)2019年度フィールドサイエンス・コロキアム
●科研費基盤(S)「社会性の起原と進化:人類学と霊長類学の協働に基づく人類進化理論の新開拓」(研究代表者:河合香吏(AA研所員)課題番号:19H05591)
●基幹研究人類学「アジア・アフリカにおけるハザードに対する『在来知』の可能性の探究--人類学における ミクロ-マクロ系の連関2」
サルを見るようにヒトを見る
日時:2020年3月7日(土)14:00-18:00
場所:AA研3階マルチメディア会議室(304)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」・科学研究費補助金基盤研究(A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(課題番号:17H00948)共催
2019年度公開シンポジウム
沖縄ー今そこにある、今もそこにある 家族の危機、危機の家族 報告ページ
日時:2020年1月11日(土)14:00-18:30
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)・基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2019年度公開シンポジウム
トランスカルチャー状況下における顔・身体学の構築(第4回)
日時:2019年12月7日(土)14:00-18:30
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2018年度公開ワークショップ
「危機」にふれるーレバノンとケニアのフィールドをめぐるふたつの著作から
日時:2019年1月13日(土)14:30-17:30
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
池田昭光著, 2018, 『流れをよそおうーレバノンにおける相互行為の人類学』, 春風社.
吉田優貴著, 2019, 『いつも躍っている子供たちー聾・身体・ケニア』, 風響社.
科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)・基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2018年度公開シンポジウム
トランスカルチャー状況下における顔・身体学の構築(第3回)
日時:2018年11月25日(土)14:00-18:30
場所:AA研3階大会議室(303)
科学研究費補助金基盤研究(A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(課題番号:17H00948),基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探求-人類学におけるミクロ-マクロ系の連関2」, 共同利用・共同研究課題「ダイナミズムとしての生―情動・思考・アートの方法論的接合」共催
2018年国際シンポジウム
Coping with Vertiginous Realities
☆YouTubeにてクラパンザーノ氏の講演"Affective Responses to Manufactured Anomie"をご覧いただけます。
日時:2018年10月6日(土)13:00-17:30
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2018年国際ワークショップ
The Oct 6 massacre and aftermath-violence and democracy
日時:2018年6月30日(土)14:00-17:00
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
科学研究費補助金(基盤A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(代表者:西井 凉子(AA研所員)課題番号:17H00948),基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探求-人類学におけるミクロ-マクロ系の連関2」,「メディアと社会のエスノグラフィ -メディア人類学の基盤研究」(平成29年度 メディア・コミュニケーション研究院共同研究補助金)共催
2018年シンポジウム
情動と知性
日時:2018年3月25日(日)10:10〜18:30
場所:北海道大学学術交流会館第三会議室
日本文化人類学会関東地区研究懇談会 基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2018年
『日本人を演じる』の衝撃-美術家の問い、人類学者の応答
日時:2018年3月10日(土)14:00-17:30
場所:AA研3階マルチメディア会議室(304)
科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)・基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2018年国際ワークショップ
トランスカルチャー状況下における顔・身体
日時:2018年3月3日(土)10:00〜18:30
場所:Swiss-Belresort Watu Jimbar(インドネシア共和国・バリ州)
科研費新学術領域研究/領域提案型「顔と身体表現の文化フィールドワーク研究」(代表:床呂郁哉)・基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」共催
2017年度公開シンポジウム
トランスカルチャー状況下における顔・身体学の構築(第2回)
日時:2017年12月2日(土)14:00〜18:00
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」・科研費(基盤A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(代表:西井涼子)・科研費(基盤B)「世界文化〈資本〉空間の史的編成をめぐる総合的研究:アフリカ・カリブの文学を中心に」(代表:星埜守之(東京大学))
2017年度国際シンポジウム
Symposium international ART ET AFFECT EN AFRIQUE
日時:2017年8月19日(土)13:00~17:30
場所:AA研3階セミナー室(301)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」・科研費(基盤A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(代表:西井涼子)・科研費(基盤B)「世界文化〈資本〉空間の史的編成をめぐる総合的研究:アフリカ・カリブの文学を中心に」(代表:星埜守之(東京大学))
2017年度国際シンポジウム
Disability and Affect Proceedings of Two International Symposiums about Art
「芸術と障害:アフリカとアジアの事例をめぐって」
日時:2017年6月25日(日)13:00~17:30
場所:AA研3階セミナー室(304)
「アフリカにおける芸術と情動」
日時:2017年8月19日(土)13:00~17:30
場所:AA研3階セミナー室(301)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度公開シンポジウム
『他者―人類社会の進化』(河合香吏編, 京都大学学術出版会, 2016)をめぐって
日時:2017年2月4日(土)14:00~18:30
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度公開シンポジウム
バングラデシュにおける災害支援と地域開発の最前線
日時:2016年12月11日(日)15:00~18:30
場所:AA研3階マルチメディア会議室(304)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度公開シンポジウム
トランスカルチャー状況下における顔・身体学の構築
日時:2016年12月9日(金)14:00~18:30
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度公開シンポジウム
「もの」の人類学をめぐって―脱人間中心主義的人類学の可能性と課題
日時:2016年11月12日(土)14:00~18:30
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度ワークショップ
『ダッカのテロ事件とバングラデシュの若者たち その背景とこれからを考える』
日時:2016年10月9日(土)14:00~17:30
場所:AA研3階大会議室(303)
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
2016年度公開シンポジウム
体制転換の人類学
日時:2016年5月20日(金)14:00~18:00、21日(土)14:00~19:00
場所:AA研3階マルチメディア会議室(304)
基幹研究「人類学におけるミクロ―マクロ系の連関」
2015年度公開シンポジウム
床呂郁哉編「顔と身体表現に基づく異文化理解」
日時:2015年12月13日(日)15:00〜19:00
場所:AA研3階大会議室(303)
2015年度 基幹研究「人類学におけるミクロ―マクロ系の連関」
第1回公開セミナー:『狩り狩られる経験の現象学』の著者菅原和孝氏を囲んで(2015年6月7日(日))
第1回公開合評会:藤野陽平著『台湾における民衆キリスト教の人類学』(2013年、風響社)(2015年7月4日(土))
基幹研究「人類学におけるミクロ―マクロ系の連関」
2014年度第2回公開シンポジウム
『制度―人類社会の進化』(河合香吏編 京都大学学術出版会、2013)をめぐって
日時:2014年12月6日(土)14:30〜19:00
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
基幹研究「人類学におけるミクロ―マクロ系の連関」
2014年度第1回公開シンポジウム
〈情動 sense, emotion and affect〉と〈社会的なものthe social〉の交叉をめぐる人類学的研究
日時:2014年7月5日(土)14:00〜19:00
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
2014年度 基幹研究「人類学におけるミクロ―マクロ系の連関」
第1回公開セミナー:『「新しい野の学問」の時代へ』の著者菅豊氏を囲んで(2014年6月6日(金))
第1回公開合評会:佐久間寛著『ガーロコイレ』(2013年、平凡社)(2014年11月30日(日))
第2回公開合評会:松村圭一郎著『所有と分配の人類学―エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学』(2008年、世界思想社)(2015年1月30日(金))
基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関」
2013年度第2回公開セミナー
『坪井正五郎』の著者川村伸秀氏を囲んで
日時:2014年1月23日(木)15:00〜19:00
場所:AA研3階マルチメディアセミナー室(306)
【 基幹研究人類学班で購入した書籍の紹介 】
*AA研文献資料室に配架されています。
Ethnic and Racial Studies
Published By: Routledge
Print ISSN: 0141-9870
Online ISSN: 1466-4356
オンラインの最新号リンクはこちら http://www.tandfonline.com/toc/rers20/current
ナショナリズム、エスニシティや移民、シティズンシップに関する研究は、多様な方法論にわたり数多くの論文が近年でも発表されている。著作も多数刊行されているため、すべてを確認するのは大変だが、その一つの手段として参照に値するのは雑誌『Ethnic and Racial Studies』である。
本雑誌は、欧米をはじめ中東やアジア、アフリカなど広い地域を対象とする研究の、若手や中堅以上の論文で充実しており、現在は年間12号のペースで刊行されている。編集は基本的に独立論文形式をとるが、ナショナリズムやジェンダー、マイノリティなど古くからのテーマに関して時おり特集も組まれ、新しい論考が提示されている。これらのテーマに関心のある研究者の間ではよく知られたジャーナルだ。
近年話題を呼んだ研究としては、2000年前後に脚光を浴びた概念である「ディアスポラ」について、その後定期的に論考が掲載されている。日本でもディアスポラの研究の嚆矢として知られるロジャース・ブルーベイカーが論文「ディアスポラ・ディアスポラ(The 'diaspora' diaspora)」を発表したのも本誌上だ(2005年vol.28, Issue 1)。
理論と地域事例の双方が含まれた、バランスのとれた構成からは、多様な地域間の比較や事例の論理的検証なども可能となる。また毎号の後半部では書評も充実しており、関連分野の新刊書の評価を把握する上で役に立つ。本雑誌は社会学、人類学、政治学、地理学など多様なディシプリンの研究者の参照となるだろう。
Citizenship Studies
Published By: Routledge
Print ISSN: 1362-1025
Online ISSN: 1469-3593
オンラインの最新号リンクはこちら http://www.tandfonline.com/toc/ccst20/current
シティズンシップの研究は、市民とは誰か、市民であることは何を意味するのか、といった問いをめぐり、近代以降とりわけ欧米を中心に取り組まれてきた。T.H.マーシャルによる市民権の3分類(1950年)などはその古典的な枠組を提供するものだが、その後もナショナリズムやグローバリゼーション、ポストコロニアリズムなどの現象や思潮のなかで活発に議論が展開されている。
さまざまな地域や思想に基づいたシティズンシップについての議論を把握する上で、価値ある論考を多く含んだのが雑誌『Citizenship Studies』である。編集委員会にノーム・チョムスキーやユルゲン・ハーバーマスの名があることからも推察されるように、本雑誌における議論は、シティズンシップに関する理論的考察が中心である。国民国家という政治共同体において、国民または市民であることは何を意味するのか。シティズンシップと民主主義、政策との関係などについて論考が提示されている。
本雑誌はその創刊時期は比較的新しいものの、毎号ほぼ独立論文のみで構成されており、号を重ねる中での議論の発展が重視されている。編集段階では北米、ヨーロッパ、中東のそれぞれの地域について専門の担当者がおかれ、議論の質が保たれている。とはいえ論文の中には「日本におけるクルド移民の在留許可申請」などアジアに関する研究も含まれる。
日本国内では所蔵図書館の比較的少ない文献として、政治学、社会学、カルチュラル・スタディーズなどの分野の研究者に活用頂ければさいわいである。
【 班員が執筆あるいは編集に関わった書籍の紹介 】
▼西井凉子著
『情動のエスノグラフィ―南タイの村で感じる*つながる*生きる』
AA研/京都大学学術出版会
2013年
▼河合香吏編著
『制度―人類社会の進化』
AA研/京都大学学術出版会
2013年
▼三尾裕子・床呂郁哉編著
『グローバリゼーションズ―人類学、歴史学、地域研究の現場から』
AA研/弘文堂
2012年
▼床呂郁哉・西井凉子・福島康博編著
『東南アジアのイスラーム』
東京外国語大学出版会
2012年
▼西井凉子
「動員のプロセスとしてのコミュニティ、あるいは「生成する」コミュニティ―南タイのイスラーム復興運動」
平井京之介編『実践としてのコミュニティ―移動・国家・運動』
京都大学学術出版会
2012年
▼深澤秀夫
「ラルフ・リントンのマダガスカル調査とマダガスカル文化領域論の系譜」
飯田卓編著『国立民族学博物館調査報告103マダガスカル地域文化の動態』
国立民族学博物館
2012年
23-53頁
▼陳麗君・蔡承維・林虹瑛・三尾裕子
『[台湾語入門](附:台湾語言語研修テキスト語彙集)』
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
2012年7月30日
▼錦田愛子
「パレスチナにおける抵抗運動の変容」
酒井啓子編『中東政治学』
有斐閣
2012年
155-169頁.
▼錦田愛子
「並存するナショナル・アイデンティティ─離散パレスチナ人によるパスポート、通行証の選択的取得をめぐって─」
陳天璽・近藤敦・小森宏美・佐々木てる編『越境とアイデンティフィケーション―国籍・パスポート・IDカード―』
新曜社
2012年
197-226頁
▼TSUDA Koji
"Chinese Indonesians who Study Mandarin: A Quest for 'Chineseness'?"
Keith Foulcher, Mikihiro Moriyama & Manneke Budiman (eds.) Words in Motion: Language and Discourse in Post-New Order Indonesia, NUS Press & ILCAA,
2012年
pp.191-211
▼真島一郎編著
『二〇世紀<アフリカ>の個体形成-南北アメリカ・カリブ・アフリカからの問い-』
平凡社
2011年
▼高知尾仁編著
『人と表象』
悠書館
2011年
▼三尾裕子
「民族学から人類学へ―学問の再編と大学教育」
山路勝彦編『日本の人類学』
関西学院大学出版会
2011年
445-493頁
▼植野弘子・三尾裕子編著
『台湾における〈植民地〉経験 日本認識の生成・変容・断絶』
風響社
2011年
▼高島淳
「『供犠論』とインド学―もう一人の叔父シルヴァン・レヴィ」
モース研究会編『マルセル・モースの世界』
平凡社新書
2011年
▼高島淳
「神聖文字とは、護符・呪符」
町田和彦編『世界の文字を楽しむ小事典』
大修館書店
2011年
84-87頁
▼椎野若菜
「Lesson4 セクシュアリティとジェンダー:「性」の多義性とは?」
奥野克巳・花渕馨也編『増補版 文化人類学のレッスン:フィールドからの出発』
学陽書房
2011年
81-106頁
▼床呂郁哉・福島康博編著
『東南アジアのイスラーム』
東京外国語大学AA研
2011年
▼床呂郁哉・河合香吏編著
『ものの人類学』
京都大学学術出版会
2011年
▼西井凉子編著
『時間の人類学―情動・自然・社会空間』
世界思想社
2011年
▼錦田愛子
「ヨルダン・ハーシム王国におけるアラブ大変動の影響:内政と外交にかかわる政治・社会構造および直面する課題」
酒井啓子編『<アラブ大変動>を読む:民衆革命のゆくえ』
東京外国語大学出版会
2011年
159-182頁
▼津田浩司
『「華人性」の民族誌―体制転換期インドネシアの地方都市のフィールドから』
世界思想社
2011年
▼椎野若菜編著
『「シングル」で生きる―人類学者のフィールドから』
御茶ノ水書房
2010年
▼錦田愛子
「パレスチナ人であるという選択―アイデンティティと国籍、市民権をめぐる可能性」
ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉編『〈鏡〉としてのパレスチナ―ナクバから同時代を問う』
現代企画室
2010年
212-238頁.
▼錦田愛子
『ディアスポラのパレスチナ人―「故郷(ワタン)」とナショナル・アイデンティティ』有信堂高文社
2010年
▼西井凉子
「日常性の中の「他者」化-南タイの暴力事件におけるムスリム-仏教徒関係から」
深沢克己編『ユーラシア諸宗教の関係史論』
勉誠出版
2010年
113-146頁
▼TOKORO,Ikuya (ed.)
Islam in Southeast Asia: Transnational Networks and Local Contexts.
ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies.
2010
▼TOKORO, Ikuya
"Piracy in Contemporary Sulu: An Ethnographical Case Study".
John Kleinnen and Manon Osseweijer (eds.) Pirates, Ports, and Coasts in Asia:Historical and Contemporary Perspectives
Sinagpore: ISEAS
2010
pp.269-287.
▼河合香吏編著
『集団―人類社会の進化』
AA研/京都大学学術出版会
2009年
▼小田淳一
「アンダルシア音楽を計量する」
水野信男他編『アラブ世界の音文化─グローバル・コミュニケーションへのいざない』
スタイルノート
2009年
230-244頁
▼小田淳一
「疫神の詫び証文に関する情報学的アプローチの試み―計量文献学およびGISを用いて」笹原亮二編『口頭伝承と文字文化―文字の民俗学 声の歴史学』
思文閣出版
2009年
403(1)-380(24)頁
▼奥野克巳・椎野若菜・竹ノ下祐二編著
『来るべき人類学シリーズ セックスの人類学』
春風社
2009年
▼小田淳一
「映像編集の修辞学」
金井明人他編『映像編集の理論と実践』(現代社会研究叢書1)
法政大学出版局
2008年
39-64頁
▼椎野若菜
『結婚と死をめぐる女の民族誌―ケニア・ルオ社会の寡婦が男を選ぶとき』
世界思想社
2008年
▼河合香吏編著
『生きる場の人類学―土地と自然の認識・実践・表象過程』
AA研および京都大学学術出版会
2007年
▼椎野若菜編著
『やもめぐらし―寡婦の文化人類学』
明石書店
2007年
▼小田淳一
「資源としてのレトリック」
クリスチャン・ダニエルス編『知識資源の陰と陽』(『資源人類学』第3巻)
弘文堂
2007年
129-160頁
▼西井凉子・田辺繁治編著
『社会空間の人類学―マテリアリティ、主体、モダニティ』
世界思想社
2006年
▼錦田愛子
「人流~急増する難民・移民~」
青木保・姜尚中・小杉泰・坂元ひろ子・莫邦富・山室信一・吉見俊哉・四方田犬彦=編『アジア新世紀 8 構想:アジア新世紀へ』
岩波書店
2003年
91-98頁
▼錦田愛子
「パレスチナ難民の現状」
松原正毅・小杉泰・臼杵陽=編『岐路に立つ世界を語る―9・11以後の危機と希望』
平凡社
2002年
182-190頁
▼西井凉子
『死をめぐる実践宗教-南タイのムスリム・仏教徒関係へのパースペクティヴ』
世界思想社
2001年
▼床呂郁哉
『越境-スールー海域世界から』
岩波書店
1999年
▼河合香吏
『野の医療―牧畜民チャムスの身体世界』
東京大学出版会
1998年