大瀬二郎写真展「遥かなる地へ思いを馳せて」/Jiro Ose Photo Exhibition: Places and People Afar, Close to Home and Heart

[English]

Places and People Afar, Close to Home and Heart poster20161113.png

*チラシはこちらからご覧いただけます。

日時:2016年12月5日(月)~2017年1月20日(金)10:00-17:00
   ※土日、祝祭日及び12月29日~1月3日の年末年始を除く
場所:アジア・アフリカ言語文化研究所資料展示室(1階)

(交通案内)

今、世界で起きていること。
"紛争"、"暴力"、"自然の脅威"...。
かつての「恵みの大地」は様相を変え、人々は追われる。
それでも一瞬一瞬を懸命に生きている姿があった。
写真を通して、その思いを共有していただけたら幸いです。

入場料:無料
主催:AA研基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」
企画協力:古谷伸子  制作協力:中村恭子

~公開講演会のご案内~
ウガンダ在住の大瀬二郎氏(報道写真家)とジュリア・アン・ザイカウスキー氏(国連難民高等弁務官事務所)をお招きして公開講演会を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

日時:2016年12月27日(火) 16:00-19:00
場所:アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)

(交通案内)

1) 16:00-17:00 大瀬二郎(報道写真家)「遥かなる地へ思いを馳せて」
 紛争や迫害を逃れ、家を追われた人の数が過去最多となった。国連の難民機関UNHCRによると2015年末時点で移動を強いられた人の数は6,530万人で、前年より580万人急増。紛争や迫害によって一日あたり平均3万4,000人(毎分24人に相当)が国内外で保護を求め、避難を余儀なくされた。グローバリゼーションが急速に進み既に定着し始めた今、紛争地から掘り出される希少金属や宝石、石油や熱帯堅木などが、 携帯電話やファッションアクセサリー、家具や車や火力発電などに使われ、私たちの消費社会の日常生活に入り込み溶け込んでいる。この人道難局の実情は、私達にとって理解し難い遠い国での出来事に過ぎず、私たちには直接関係のないものと言い続けることができるのだろうか?

2) 17:15-18:15 Julia Anne Zajkowski (Senior Resettlement Officer, UNHCR) "Current Refugee Situation in Central and East Africa"
(ジュリア・アン・ザイカウスキー(第三国定住上官,国連難民高等弁務官事務所)「中央アフリカおよび東アフリカにおける難民の現状」)
 中央アフリカおよび東アフリカにおける難民問題とその要因と現場での実情。難民の86パーセントの負担を背負う、発展途上国が背負う重荷。さらに第三国定住上官として携わっている第三国定住における現実とチャレンジについての講演。

3) 18:15-19:00 総合討論

※講演時間は質疑応答を含みます。
使用言語:日本語、英語
参加費:無料 
事前申し込み:不要
主催:AA研基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究―人類学におけるミクロ‐マクロ系の連関2」


カテゴリ: NEWS  タグ:  , . ブックマーク permalink.